キャンプブームで興味がある人も多いのではないでしょうか?
私もファミリーキャンプやグループキャンプは経験していますが、念願のソロキャンプデビューをするにあたり、改めて考えたのが「ソロキャンプでの熱源は何が便利なのか?」ということでした。
キャンプにおいて熱源はとても重要になります。火がなければ料理どころかカップラーメンのお湯すら沸かすことができません。
ファミリーキャンプやグループキャンプの場合はBBQしかしないのでバーベキューコンロのみを持って行っていましたが、ソロキャンプでの熱源は何がよいのでしょうか?
今回ソロキャンプデビューの際に私が準備した熱源の種類をご紹介いたします。
・ソロキャンプ挑戦を検討している人
・キャンプ初心者の人
熱源選びのポイント
ソロキャンプで熱源を選ぶ際にどのようなことに注意をしなければならないのでしょうか?初めての熱源選びで私が注意したポイントをご紹介します。
目的
その熱源を使う目的から考えてみましょう。焚き火をしたい、料理をしたい、コーヒーのお湯を沸かしたいなど目的はさまざまあります。
たとえば料理をしたいと思っているならアルコールストーブでは火力が弱いし、燃料の時間制限などいろいろ手間がかかります。
反対にカップラーメンのお湯を沸かすだけのためにコンロでは火を起こしたりと大変な作業をしなくてはなりません。自分の目的に合わせて熱源を準備しましょう。
携帯性
ソロキャンプでは熱源の携帯性も大切です。使用用途以上の大型の熱源を準備して持っていくのは大変です。
例えばソロキャンプに5人用のコンロを持って行って準備したり、片付けたりするのは大変ですし、必要以上の炭を使用してしまい経済的ではありません。
ソロキャンプには軽量コンパクトで自分一人で運ぶことができる熱源を持って行きましょう。
熱量
これは特に料理をする人に重要ですが、熱源の熱量は重要です。季節や気温によって熱源の燃焼効率は変わってしまいます。
そのため必要以上の時間がかかってしまう場合があります。
寒くてコーヒーを飲もうとしてお湯を沸かそうと思っているのに熱量が弱くて何十分も待つことになってしまうこともあり得ます。
用途に合わせてある程度の熱量を確保できるようにしましょう。
燃料
コンロや焚き火台なら炭や薪、バーナーならガスやガソリンなど熱源にはさまざまな燃料があります。
熱源を使うということは合わせて燃料を持っていくということになります。
焚き木なら現地調達も可能ですが、ガスなどはそうはいきません。燃料調達のしやすさなども考えてましょう。
また燃料を持っていくことになるので、その分荷物が増えてしまうことに注意しましょう。
燃料の種類と熱源アイテム
薪・木炭
キャンプらしい熱源といえば薪や木炭は使いたい熱源です。薪や木炭は入手しやすいですが、荷物量としてはかさばります。
また雨の日や寒い日は火起こしにも手間取ることがありますので注意しましょう。
グリルコンロ
主に木炭を燃料とするグリルコンロ。BBQなどでは炭火で焼いた具材は格別ですよね。火起こしや火力調整などアウトドア要素を楽しめます。
焚き火台
主に薪や木炭を燃料とします。近年直火禁止のキャンプ場が増えたため、焚き火を楽しみたい場合は必須のアイテムです。
五徳やトライポットを使うことで調理にも使えます。
焚き火目的のキャンパーも多い為、一つは準備したいですね。
ウッドストーブ
主に薪(小枝や木の葉など)を燃料とします。燃やした燃料から出た煙を燃やして燃料を無駄なく効率化する 二次燃焼効果で高火力です。
近年注目を集めているの人気のアイテムです。
調理はもちろん、コーヒーなどのちょっとした熱源にも便利です。
ガス(OB缶・CB缶)
市販のガスを燃料とする熱源です。アウトドアを目的としたガス缶で、屋外使用でも出力が安定しやすいことが特徴のOB缶といわゆる家庭用コンロで使用されるCB缶の2種類があります。
ガスバーナー
ガスを燃料とする熱源です。着火や火力調整も簡単で使いやすい熱源です。ちょっとした料理はもちろん、お湯を沸かしたりするのにもお手軽で便利です。
アウトドア向きのOB缶や入手しやすいCB缶などガスのタイプが違うので注意しましょう。
卓上ガスコンロ
ご家庭で鍋などする時にお馴染みの卓上コンロです。CB缶のガスを燃料に簡単に着火や火力調整が出来ます。
しかし家庭で使う卓上コンロはその大きさから持ち運びには少し不便になってきます。
アルコール
燃焼用アルコールを燃料とする熱源です。初心者にも扱いやすい熱源で、燃料の入手のしやすさとコスパの良さが魅力です。
アルコールストーブ
アルコールストーブは主にアルコールを燃料とする携帯用の熱源です。軽量コンパクトでソロキャンパーに人気の熱源です。
作りはシンプルで故障の心配もなく、使えば使うほど味が出て愛着がわくアイテムです。
しかし火力はそれほど強くありませんので、お湯を沸かすのも気長に待つ必要があります。手早く済ませたい場合には不向きです。
その他
その他にもポケットストーブに固形燃料などを使用することがあります。ポケットストーブは固形燃料やアルコールストーブの五徳として使用でき、折りたたみ式で軽量コンパクトに持ち運びができます。
初心者キャンパーの方も1つは持っていたいアイテムです。
固形燃料ストーブ
市販されている固形燃料を使用する熱源です。いちばんの魅力は軽量コンパクトで持ち運びに便利ということです。
固形燃料にライターやマッチで火をつけて使用し、固形燃料がなくなると鎮火します。
固形燃料は100円ショップなどでも購入できるのでとても経済的です。しかしこちらもアルコールストーブ同様火力は強くありませんのでじっくりと待つ必要があります。
私は燻製をする際に使用し、10分くらい燃える固形燃料に火をつけて、あとはそのまま火が消えるまで放置しています。
タイマーで計らずとも時間がくれば鎮火するので手間いらずで便利です。
おすすめの熱源
初めてのキャンプギアを買い揃える場合、初期費用に資金が必要になってきます。今回コスパよく初心者にも使いやすい熱源をご紹介します。
CAPTAIN STAG バーベキューコンロ
1台3役の軽量コンパクトのB5サイズのバーベキューコンロ。その使いやすさからソロキャンパーに大人気のアイテムです。バーベキューコンロとしてはもちろん、焚き火やバーナーなどの風防として使うこともできます。サイズ的に小さいと思われるかも知れませんが、ソロキャンプならこれで充分の大きさです。設置や撤収も簡単で初心者の方にもおすすめです。
TokyoCamp 焚火台
軽量コンパクトでソロキャンパーに人気の形状の焚き火台です。五徳を使えば調理もできる万能タイプ。薄く収納できるのもとても便利です。
OneTigris ROCUBOID チタン ウッドストーブ
OneTigrisのチタンウッドストーブ。錆びにくいチタン合金で出来ていて、耐熱性と耐久性が抜群。固形燃料、薪、拾った小枝、アルコールストーブ、炭の利用も可能。場所を取らないのでアウトドア時に簡単に調理できます。薄くてコンパクトに収納できて組み立ても簡単で初心者の方でも安心して使用できます。
SOTO レギュレーターストーブ フュージョン ST-330
ガス分離型のシングルバーナー。加熱部分とガスが離れているので初心者でも簡単安全に使用が可能です。火力も充分でソロキャンに限らず、ファミリーキャンプなどで調理をするのにも便利です。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
初心者キャンパーの入門的なシングルバーナーです。コンパクトなタイプなのでクッカーなどにスタッキングして運べる手軽さ。火力も満足できるパワーなのでこれからキャンプを始めたいと思っている方にはコスパも良くてオススメのバーナーです。
snow peak HOME&CAMPバーナー シルバー GS-600SL
卓上コンロのように使えるコンロですが、ガス缶を入れるところにバーナーと五徳が収納できるタイプです。キャンプに卓上コンロは持ち運びが不便と思う方にはオススメのコンロです。しっかりとした五徳で大型の鍋なども使えます。
イワタニ カセットコンロ タフまるJr.
卓上コンロですが、コンパクトタイプでソロキャンパーにも使いやすいコンロです。しっかりと料理をしたい方にはおすすめです。風防も兼ね備えているのでアウトドアでも使いやすいです。
trangia(トランギア) アルコールバーナー
アルコールストーブといえばトランギアを思い出す人が多いくらい人気で定番のアイテムです。蓋の開閉具合で火力調整も可能です。ミニマムソロキャンパーにはおすすめのアイテムです。
エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ
トランギアと同じくらい人気のエバニューのチタン素材のアルコールストーブ。チタン素材で非常に軽くサビにも強いので長く使えるアイテムです。
まとめ
キャンプで熱源は必須のアイテムです。目的に合わせて自分にあったキャンプギアに出会えるといいですね。キャンプギアは使えば使うほど愛着が湧きます。自分の好きなキャンプギアに囲まれてあなたもソロキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。